2020東北FA フットサル審判員強化研修会を開催!

 

12月4日(金)~6日(日)の3日間、JFA第26回全日本フットサル選手権大会東北大会において、フットサル審判員強化研修会が開催されました。

東北各県からフットサル1級審判員及びフットサル1級審判員を目指す強化審判員が集合し、競技規則の改正の共有・確認、個人のスキルアップ等を行い東北全体の質の向上を狙いとしています。

初日は、強化研修主任インストラクターセッションで大幅な改正のあった競技規則について確認を行ったあと、筆記テストを行い、日頃から競技規則への精通とフィジカルコンディション維持の重要性を再認識するとともに、競技規則改正を中心としたプラクティカルトレーニングを実施し、判断・判定やポジショニングなどを確認しました。

2日目からは、実技研修として主審、第2審判または副審などを担当し、各試合でインストラクターと映像分析・振り返りを行い、さらなる課題解決に向けた取り組みを確認しました。

 

【インストラクターコメント】

東北FA審判委員会 フットサル/ビーチサッカー部会

強化担当 杉山 利久

今回の研修は、新型コロナウイルス感染症の影響で東北Fリーグなどの各種大会が開催できない中、競技規則の大幅な改正があり、各県で競技規則改正後の実地トレーニングを十分に出来ない状態で研修に入ったことで、審判員にとって非常に難しい研修会になることが想定されました。

テーマは「競技規則改正に伴う審判法」を主題とし、F1級審判員の協力を得ながら研修を実施することで、改正に関わる考え方やシグナルなど十分にできたものと思いますが、この研修での学びを各県に伝播し、東北全体のレベルアップにつなげるまでの改正主旨の落とし込みができたかは些か不安でもあります。本研修に参加した審判員には、各県の中心的人物として、少しずつでも着実に向上しながら選手、チームが最大限の力を発揮し、見ている人にフットサルの魅力を伝えられる審判員に成長できるよう期待しています。

文末になりましたが、本研修に参加し審判員を激励いただきました伊藤RDO及び審判員を派遣いただきました各県FA審判委員会の皆様、また研修にご協力くださいました福島県FAフットサル委員会の皆様に心から感謝申し上げます。

 

 

【参加審判員コメント】

奈良 紘太朗 フットサル2級審判員 (秋田県)

昨年に続き東北強化研修会に参加させていただきありがとうございました。

今年度の研修は、大きな競技規則の改正があり、その部分の「的確な適用とスムーズな引き出し」を個人テーマに挙げて参加しました。机上では分かっていることでも、いざ試合の中で事象が起きるとスムーズに引き出しが引けず戸惑う場面があり、競技規則の理解の部分でまだまだ足りていないと痛感しました。

今後は伊藤RDOからご教示いただいた「競技規則の精神」を大切にし、自身の課題解決を繰り返し足りない部分を向上していくとともに、この研修でご指導いただいたことを自分の力にし、審判活動に活かしていきたいと思います。

最後に今回の研修会でご指導いただいたインストラクターの皆様及び大会の準備、運営をしていただいた福島県FAの皆様に感謝申し上げます。