東北ビーチサッカー審判研修会が開催されました!

  • 掲載日:2018.08.26
  • カテゴリ:審判

8月11日(土)から12(日)の2日間、第13回全日本ビーチサッカー大会東北大会にて、ビーチサッカー審判研修会が開催されました。

1日目は座学講義にて 1)競技規則の解説・理解 2)映像ディスカッションの講義を行いました。
内容は、競技規則の解説・理解では、①ビーチサッカーの基本的なルールについて、②ビーチサッカー特有の違反について、③レフェリーのポジショニングについて。
映像ディスカッションでは、①4秒のカウントの開始について、②、ビーチサッカー特有の違反について、③ポジションの確認。

2日目は、早朝から会場準備を含めプラクティカルトレーニングを実施、ビーチサッカーの審判法を再確認、ビーチにおける走法、視線・視野の確保についても学習。実技研修では、座学での内容を振り返りながら実際の試合を通じて、ポイントを絞ってのアドバイスまた試合後の振り返りでは参加者全員が共有できる様ブリーフィング。
2日間の研修会は、JFAインストラクターによる大変有意義な研修会となりました。

【インストラクターコメント】
東北FA審判委員会 フットサル・ビーチサッカー部会 
ビーチサッカー担当 柴田祐

今回、初めて受講者という立場ではなく研修会に参加させていただきました。
ビーチサッカーに関わり13年、過去の全国大会の経験をこの東北地域に最大限生かし、
“東北からビーチFIFAを!!”を合言葉に、今回の受講者とともに審判員の普及・指導に努めてまいります。
また今大会が9年ぶりに福島県で開催されたことは非常に感慨深く、ビーチサッカーへ係わる、観客・選手・運営の皆さんと、今後も継続して盛り上がりのある大会に成りうるよう微力ながら、審判関係者として協力していく所存です。

【受講者コメント】
櫻井成明 フットサル2級審判員(宮城県)

今回のビーチサッカー研修において講義を傾聴する中でテーマとなるものがありました。【①ペナルティーエリア内での4秒カウント②シザースキック③バックパス④キックオフ】を特に意識しプラティカルトレーニング、実技研修に臨みました。
インストラクターより、限られた時間の中でいくつかのことを決めてそれを確実に実行していくことが重要であると話がありました。ビーチサッカー自体に慣れることに時間がかかること、特有の動き・反則などもあることがあり事象を絞った講義・実技となりました。実技では実際に私自身が担当した2試合でインストラクターより意識した内容について指摘を頂きアドバイスもいただきました。講義の中で見た映像をディスカッションし試合で振り返りを行い次の試合に活かしていく。一つ一つをクリアしていくことで、試合のコントロールもスムーズにいくはずです。
また今回インストラクターより体の使い方のレクチャーもありました。砂上を走る上では股関節を活かした走り方をしていくこと、視線の高さは変えずに走ることをプラティカルトレーニング時にアドバイス頂きました。主審を務めた試合の振り返りの中でも、ポジショニングや走り方無駄が多い動きについてアドバイスがありました。これは、直近の審判活動において私自身の課題としていきます。
ビーチサッカーにおいて個人的な今後の課題として、①競技規則の把握と理解②視野の確保とポジショニング③ファールの判定と笛の早さ④砂上での走り、体の使い方が上げられます。ビーチサッカーに携われる時間が少ない中でも日頃より今回学んだことを振り返りフットサルでの審判活動にも活かしていきます。また、まだまだ県内でビーチサッカーに関わりのある競技者、審判の数は多くはありません。ビーチサッカーの魅力・楽しさを発信することで県内でのまた東北各地での盛り上がりに貢献できるようにフィードバックしていきます。
最後に、今回の研修でご指導を頂いた櫻田Ins、柴田氏。オブザーバーで参加いただきアドバイスを下さった袴田氏、菊地氏。一緒に研修に参加された各県FA審判員の皆様。このような機会の場を提供頂いた福島県FAフットサル部長さま、会場等の準備をしていただいたいわきサッカー協会の皆様。東北FAおよび宮城県FAの皆様に改めて感謝申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。