2023年9月16日~17日に第6回東北地域レフェリーアカデミーを開催しました。今回は、ベガルタ仙台様のご協力をいただき、宮城県FAの若手審判員と合同で、J2公式戦の担架要員を担当させていただきました。プロリーグを担当する審判員の活動を間近で見ることができ、多くの観客が入ったスタジアムの独特の雰囲気も感じることができたと思います。将来、アカデミー生の中からJリーグで活躍する審判員が育ってくれることを期待しています。最後になりますが、今回、貴重な経験をさせていただいた株式会社ベガルタ仙台の皆様のご理解、ご協力に改めて御礼申し上げます。
(東北レフェリーアカデミーマスター・1級審判インストラクター 木口 寛)
■RAC生コメント 佐藤 宥 (福島県・サッカー2級審判員)
第6回目の東北RAC活動内容は、普段体験するできないことを経験できました。J2リーグの試合で担架要員を務め、プロの現場をピッチレベルで体験し、見て聞いて学ぶ研修となりました。第4の審判員の隣に位置することで、インカムを通じて会話することで審判団は常に会話をして情報の共有を図っていること、役割分担を明確にして常に協力体制をも整えていること、ベンチへの対応の仕方など、1級審判員の姿を見ることで、今自分が第4の審判員を担当させていただいた時にどうしているか自己分析をして見るいい機会であったと思います。今回学んだことをただ真似するのではなく、普段のゲームで意識する時に重要なポイントはどこなのか、何をしなければいけないのかを抑えてこれからの審判活動に活かしていきたいと思います。
■RAC生コメント 阿部 聖汰(岩手県・サッカー2級審判員)
第6回RACの活動において、Jリーグの担架要員を経験させて頂きました。スタンドからとは違う雰囲気や温度感などを体感することが出来ました。また、第4の審判員の横での観戦となりましたが、ベンチコントロールするうえでのベンチとの関わり方は、とても参考となることが多く、今後の審判活動においての自分の引き出しとしていきたいと感じました。交代手続きにおいても、気づきと対応が素早く、今後自分が第4の審判員を担当させて頂く際には、素早い気づきと対応を心掛けたいと思います。