第1回東北フットサル女子審判研修会が開催されました!

  • 掲載日:2023.09.05
  • カテゴリ:審判

第1回東北フットサル女子審判研修会が開催されました!

8月26日(土)から27日(日)の日程にて2023年度第1回東北フットサル女子審判研修会が開催されました。

研修は全国女子選抜フットサル大会東北大会に合わせて開催され、本年度の競技規則改正ポイントの確認を事前のWeb研修、および当日の座学による再確認を行いました。また、1日目の中で見つかった課題に対し、グループディスカッションを行い他の審判員の考え方を学び今後の対応について検討しました。計9試合での実技研修にて試合毎にインストラクターによるフィードバックを実施しました。

[インストラクターコメント]

福島県:FI2級 伊豫永守

残暑の残る中、選手や審判員の健康管理に留意し大会実施頂いた、大会関係者の皆さま、各県FA審判員会の皆さま、及び福島県のフットサル審判の方々に心より感謝申し上げます。

東北の研修会では、普段顔を合わせない審判員も多い為、本研修会では積極的に意見交換を行うことを重視しました。

自分がどうしてそのように判断をしたのかという思考の整理や、他の審判員の考え方を聞くことで新たな派遣をした審判員もおり、今後のレベルアップに繋がる有意義なものであったと感じます。過密な日程で当日の講習時間が不足してしまったところは、事後のWeb研修を行うなどしてフォローアップしていきたいと思います。

強化、育成し高いレベルの審判員を増やしていくことも必要ではある一方で、次世代審判員の増加も必要であるため、各県での普及活動にもご協力をお願い致します。

今後もTHFA女子審判員一丸となって、レベルアップしていきたいと思います。

[参加者コメント]

福島県:F2級/FI2級 大友千絵

今回初めて、インストラクターの立場で研修に参加させていただきました。各県から1級を目指している方から3級になりたての方まで。それぞれ普段担当しているカテゴリーは違いますが、研修会で研鑽できるのは、学びが多いものとなりました。

審判としては、秋田県選抜対宮城県選抜の1試合のみ主審を担当しました。その試合では、良いチームワークで協力しながらコントロールすることができました。ボールの上部を手のひらで押さえている状況で相手競技者にシュートされ、ゴールしました。主審の私の方からは、GKの背中側におり、保持しているのかどうか不明確でした。すぐに、第3審判がアクションを起こし、協議した結果、第3審判は良いポジショニングで見ていて、GKは確実にボールを保持していたので、ファウルという助言をいただき、ファウルを採用しました。結果、審判チームに助けられた形になりましたが、「何か変かもしれない」と感じた時には、第2審判だけでなく、第3審判とTKにも確認したうえで、ゴールインとすべきだったと反省しました。

インストラクターでは、審判の方々に、訂正した方が良いところを上手く言葉にできないことがありました。ふりかえり前には、きちんと自分の中で整理し、順序立てて発言しなければ、審判の方々に伝わらないと思うので、次回から改善して取り組みたいと思います。また、良いところも審判員自身に考えさせ、良さを更に引き出せるようなインストラクターを目指したいと思います。

福島県でも女子の若手育成が最重要課題となっています。今後は審判員とインストラクターの立場からレフェリーの魅力を伝えていき、育成にも力を入れていきたいと思います。                                                                                                                                           最後に、今大会の準備・運営をしていただいた皆様に感謝いたします。ありがとうございました。