2023年8月27日(日)に宮城県仙台市白百合学園において、東北障がい者サッカー指導者研修会が開催されました。
昨年度に初めて開催され、ご好評をいただいており第2回目の開催となりました。白百合学園さま、ベガルタ仙台さま、JFAのご協力により、良い研修会にすることが出来ました。今回も多くの参加者にお集まりいただき、「いつでも、どこでも、だれでも、だれとでも、いつまでも」スポーツが楽しめるためのまなびに熱心に取り組まれておりました。
JFAインストラクターの渡辺氏、今泉氏による講義・実技・振り返りの流れで行われ、暑い中でしたが白百合学園様のきれいな施設と人工芝のグラウンドでスムーズに行うことができました。研修会の中で、JFAコーチ西嶋氏によるお話もあり、また、参加者の中にもブラインド(ロービジョンフットサル日本代表監督)の経験者もあり、世界大会の話など非常に面白い話が飛び交っておりました。
受講生コメント①(佐々木類)
「実技から講義まで楽しんで参加することができ、非常に勉強になりました。実技の部分ではパラレルサッカーなど、実際の指導にすぐに使えそうな内容だった。自分が指導しているチームでも、多様な子どもがおり、他チームの指導者の方や、JFA・JIFFの方の対応なども聞いてみたいと感じました。」
受講生コメント②(佐藤潤)
「丁寧に教えて頂き大変わかりやすく受講できました。障がい者だけでなく、子どもたちの指導に関わるうえで、本人の考え、性格など、その子にあった指導・コミュニケーションの大切さが改めて理解していくことが必要であることを実感した。練習やイベントなどでは同じ達成感を得られるためのルール変更等の工夫やコミュニケーションの重要性について参考になった。今後、障がい者サッカーに関わるイベントや大会等に参加したいと思いました。」
JFAインストラクターコメント(渡辺篤史/ベガルタ仙台)
「昨年同様、多くの方に参加いただき理解者が増えてきている印象です。本研修会の考え方を多くの方に理解してもらい、基本的な考え方や固定概念、日常が変わっていくことを期待しています。」
今回の研修会は半日コースでしたが、インストラクターや受講者の皆様からももっと学びたい、というお話が多くありましたので、今後は1日コースや2日間コースの拡充を進めていきます。