7月22日(土)WEB講義、 7月29日(土)から30日(日)実地研修の日程にて2023年度THFAビーチサッカー審判研修会及びJFAビーチサッカー審判講習会(巡回講習)が開催されました。
研修内容は、JFAインストラクターによるWEB講義、昨年度からの変更点となった競技規則やビーチサッカー特有の審判法についてのスタンダードを確認、映像を用いてシザースキック・オーバーヘッドキック等の判定基準を研修者間で共有。開講式後、参加者全員によるピッチの作成方法に始まり、プラクティカルトレーニングのセッションにおいてはR・2R・3Rのポジショニングを重点的に確認し、修正や改善点をピッチ上で体現しました。
JFA全日本ビーチサッカー大会東北大会での実技研修にて試合毎にインストラクターによるフィードバックを実施しました。
【インストラクターコメント】 THFA審判委員会 フットサル・ビーチサッカー部会 ビーチサッカー担当 柴田 祐
JFAインストラクター金子一博氏をはじめ、各県FA審判委員会の皆様、宮城県FAフットサル委員会の皆様、各関係者の皆様、また参加者のご家族・ご親族や職場のご理解及びご協力により大変有意義な研修会となりましたことを心より感謝申し上げます。 今年度の審判研修会は、開催地である宮城FA庄司会長、気仙沼市 菅原市長のご挨拶から大会は始まり、白熱した宮城県対決の第1戦目を観ても、この地でのビーチスポーツへの深い想いが感じられる時間を、今年もたくさんの方々と共有することができました。
JFA地域巡回・THFA審判研修は少ない人数ながらも、楽しく、そして深く学ぶことができました。今年度は新たに2人の仲間が増え、経験のある審判員との
交流によりビーチサッカー審判の魅力を存分に伝えられたと思います。また経験者も未経験者も、研修を進めるにつれ一人ひとりの成長を感じられることができました。
実地研修参加者には『2022/2023ビーチサッカー受講審判員』のワッペンが授与されます。このワッペンを胸に、地域での活動とビーチサッカーレフェリーとして今後更なる活躍に期待をしたいと思います。
今後もビーチサッカー競技の普及への貢献と、より質の高いレフェリング技能の習得を目指し東北ビーチサッカーレフェリーと共に活動していきたいと思います。
“東北からビーチFIFAを!!”を合言葉に、審判員の普及・育成に努めてまいります。
【受講者コメント】 安部 由峰 フットサル2級審判員(岩手県)
初めてのビーチサッカー、初めての研修の参加で解らないことだらけでしたが、ZOOMでのWEB講習会から大会・研修が終わるまで楽しみながら受講することでき、良い経験になりました。
私は今年からフットサルの2級審判員として活動し始めたばかりです。どの場面でどこにポジショニングをとれば良いのか、選手とのコミュニケーションによってどのようにゲームコントロールを行うかなど、引き出しの数が少ない中、ビーチサッカーだけでなくフットサルにも生かすことのできるスキルも学ぶことができました。ビーチサッカーはフットサルよりもピッチの横幅が広く、また平らでないためピッチ内でのファウルが確認しづらく、統計的にファウルが採られづらいとのことで、ピッチの中に入ったり反対側にいる審判員の位置を確認したりすれば良いと指導していただきました。今回の研修では実技にて試みることができたので今後に活かしていきたいです。また、ステップに関してよく考えさせられた研修でした。フットサルで、最近の私の課題の一つとして全体や争点を的確に見られるステップをできるようになりたいと意識しています。砂上では走りづらく争点を見るべきポジショニングにいくのが間に合わない場面がありました。フットサルではあまり気付けなかったですが、どの位置でどちらを向いて構えるかを考え、実際にボールが動いたときに、自分が動きやすい準備をするところから見れる見れないが始まっており、全てを連動させて動く必要性を感じました。
今回の研修では、ビーチだけでなく、ホテルや移動中などたくさんの場面で、初めて会った方々にたくさんの刺激をいただくことができ、審判としてもそれ以外の面でも成長できました。フットサル、ビーチサッカーの普及をはじめ、自身の審判活動もより一層頑張りたいです。
研修会や大会に関わる多くの方に感謝いたします。
ありがとうございました。