東北フットサル審判員強化研修会が開催されました!

2022年12月16日~18日に山形県東根市で東北フットサル審判員強化研修会が開催されました。この研修会は毎年、全日本フットサル選手権大会東北大会にあわせて開催されております。初日は開講式の後、ワールドカップ報告、競技規則の改正、第3審判の役割などの講義を受講し、2日目および3日目は審判実技活動および振り返りが行われました。

 

担当インストラクター コメント

岩手県:田中二郎(フットサル2級審判インストラクター、フットサル1級審判員)

今年も新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受けた年でありましたが、開催県の山形県サッカー協会関係者他、関係各位のご尽力もあり、大会および研修会を開催することができ、まずは感謝申し上げます。私自身、現役の1級審判員という立場でもありますが昨年度から東北フットサル・ビーチサッカー部会の強化部の一員として新たに加わり、今大会もその担当として参加しました。今年度は初日に2級インストラクターの皆さんと一緒に講義を受講する形で同じ内容をしっかりと共有することができました。また大会が始まってからはインストラクターの皆さんに適切にご指導いただいたおかげで審判員にとっても有意義な時間であったと感じております。参加審判員の頑張りを見て、自分も現役審判員として今後何をしていけば良いのか、昨年同様大きなヒントを得ることができました。今後は私も含めてさらに東北のフットサル審判員の資質向上に努めていきたいと思います。改めまして関係各位のご尽力に感謝いたします。本当にありがとうございました。

 

岩手県:川守田美咲(フットサル2級審判員)

今回の研修会では、JFAの松崎氏より主にワールドカップの報告・競技規則の改正・第3審判のレフェリングについて講義していただきました。大変貴重なお話をいただきましたが、特に競技規則の改正では、映像を用いて説明いただき理解を深めることができました。また、今年度の改正だけでなく、昨年度の改正内容もご説明いただき、継続的な競技規則の理解が重要であると感じました。本大会では、試合の中で改正に関わるような場面はなかったのですが、常に競技規則の理解を深め、試合で実践できるよう努めていきたいと思います。

今回の研修会は、私にとって4年ぶりの参加でした。本大会は1回戦からトーナメント方式で行われたため、普段のリーグ戦と違った緊張感のある試合でレフェリーを務めさせていただき、貴重な経験を積むことができ、また、4年分の成長を感じながら試合を楽しむことができました。今回の研修会で学んだことを生かし、さらにレベルアップしていきたいと思います。新型コロナウイルス感染症がいまだ終息しない中、本研修会並びに本大会の運営にご尽力いただいた皆様へ感謝申し上げます。

 

福島県:深堀 祐介(フットサル2級審判員)

今年度の研修会は、審判員、審判インストラクターが合同で研修会に参加し、松崎FIFAインストラクターからの講義を受講するという初めての試みでした。その中でも「第3審判のレフェリング」については、これまでの第3審判としての関わり方ではなく、もっとアクティブに、もっと積極的に試合に参加するということで、第3審判の役割+αの部分が求められていることを学ぶことができました。実技研修では、「JFA第28回全日本フットサル選手権東北大会」の試合を担当しました。主審・第2審判を担当した時の課題や、今回の研修会でも学んだ第3審判を担当した時の課題がより具体的になり、今後の目標や自分自身に求められるものという部分を明確にすることができました。昨今の社会情勢に伴い、このような研修会、大会を開催することがとても難しい状況の中、大きな問題もなく無事に研修会、大会を終えることができたことは、この大会に関わったすべての方々の日頃の意識・努力によるものと思います。

 

最後になりますが、このような場を準備していただいた東北審判委員会フットサル部会の皆様、参加された審判員、審判インストラクターの皆様、大会にご協力いただいた山形県サッカー協会の皆様に厚く感謝申し上げます。