2022年11月27日(日)に宮城県仙台市医師会館において、東北スポーツ救命ライセンス講習会を開催しました。
JFAインストラクター、地域インストラクターの指導により、東北6県から集まった各県FA医学委員会関係者の皆様が、サッカーの現場で起こりうる様々な救命の場面について、座学・実技を通して学ぶことができました。
心肺停止や熱中症、脳震盪などの状況判断や、適切な対処について学び、AEDや搬送に使うバックボードの使用方法と注意点を実際の道具を使用しながら学び、実技のテストも行いました。
実技後の質疑・応答のセッションでは、現場で携わるっている方達なので、実践的な質問が飛び交いました。実技後に筆記テストも行い、問題数も多い中でしたが、全問正解者もおり、集中して受講いただいた熱心さが伝わってきました。全員無事に合格して、ライセンスを授与されました。
以前、東北地域のユースダイレクターを務めていただいた鈴木淳氏(現:ソニー仙台監督)も視察に訪れ、選手を指導する現場の方にもぜひ受講いただきたいとお話をされました。
今回の講習会を開催して、日常の練習や大会で選手が安心・安全にプレーできるよう支えるための知識・技能が必要であると改めて感じました。今後は、各県でもできるだけ多くの方に受講いただけるように開催する予定ですので、各県医学委員会の今後の情報を要チェックです!
【インストラクターコメント】
山本祐司(青森県FA医学委員長)
2018年以来4年ぶりに東北サッカー協会の協力のもと「スポーツ救命ライセンス講習会」を仙台市で開催することができました。青森県でも2019年に開催した後は、コロナ禍のため開催を見送っていましたので、私にとっても久しぶりの講習会でした。講義と実技を担当していただきました福島理文先生、田中眞司先生、島村弘宗先生ありがとうございました。受講者の方々は少人数(更新5名を含め11名)でしたので、十分な実技指導を受けられたかと思います。今後は東北地方のすべての県で「スポーツ救命ライセンス講習会」を実施できるように、東北6県の医学委員会で協力していきたいと思います。
【受講者コメント】
酒井修(青森県:ヴァンラーレ八戸トレーナー)
救急の場面は普段ある事で
今回初めて参加させて頂き、頭でわかっていても実技では敏速に対
サッカーを通して、サッカーの技術だけだなく、そこから学んだ事
吉泉貴裕(山形県:みずほ整骨院 院長)