第1回全国特別支援学校フットサル大会東北大会が開催されました!

2022年8月27日(土)~8月28日(日)に秋田県秋田市で、東北サッカー協会では初となる全国特別支援学校フットサル大会東北大会が開催されました。

一般財団法人日本ライオンズ様が主催となる本事業は、昨年の大会が中止になったため、今年が記念すべき第1回大会となります。大会には秋田県の2チームと青森県の1チーム3チームがエントリーし、2日間でリーグ戦2回戦制で行われました。

主管の秋田県サッカー協会様、東北特別支援学校体育連盟様のご協力により、円滑な運営を頂き、無事に大会を終了することができました。

初日の開会式前から、秋田県の2チームが青森のチームへの歓迎の贈り物をするなど、大会の主旨でもある「交流」から始まりました。開会式の立派な選手宣誓通り、ゴールに向かう姿勢や精一杯守るひたむきな姿と相手への思いやりあふれるプレーがあり、1試合ごとのドラマに心を揺さぶられました。また、試合を重ねるごとに大きく成長する選手の姿を見ることができました。

大会は、リスペクトの精神に則って行われており、大会に参加するすべての人の「大切に思う」気持ちが出ておりました。レフェリーの丁寧なジャッジと説明しながらの進行により、選手がどんどん積極的にプレーができるようになり、指導者は選手の主体性を引き出すコーチングをしており、最高の笑顔や悔しい表情をたくさん見ることができました。

各チームはエースやGKを中心に、特色のある攻撃を魅せ、多彩なセットプレイを繰り出すチーム、ドリブルから決定機を作りだすシーン、パスワークを見せるシーンなど会場を沸かせてくれました。

結果は、初日のリーグで1位だった秋田県立ゆり支援学校が2日目も力をみせて優勝しました。優勝チームは11月に北海道で行われる全国特別支援学校フットサル大会に出場いたします。詳細は大会ページをご覧ください。

大会詳細ページ

閉会式で、秋田県FA佐藤会長が選手たちに「大会は楽しかったですか?」と聞くと、すぐさまに大きな声で「楽しかったです!」と答えてくれました。本大会が参加した選手たちにとって思い出深いものになれば幸いです。全国大会に出場するチームはもちろん、2日間たくさんの試合を経験した選手たちの今後の成長にご期待ください。

※最後の写真は、本大会で9得点をあげた得点王ゆり支援学校の越川選手です。おめでとうございます。