7月23日(土)から24日(日)の日程にて2022年度THFAビーチサッカー審判研修会及びJFAビーチサッカー審判講習会(巡回講習)が開催されました。
研修内容は、JFAインストラクターによる座学講義から始まり、昨年度大幅に改正となった競技規則やビーチサッカー特有の審判法についてのスタンダードを確認、映像を用いてシザースキック・オーバーヘッドキック等の判定基準を研修者間で共有。プラクティカルトレーニングのセッションにおいてはポジショニング・シグナルを重点的に確認し、修正や改善点をピッチ上で体現しました。最終日は参加者全員によるピッチの作成方法に始まり、JFAビーチサッカー東北大会での実技研修にて試合毎にインストラクターによるフィードバックを実施しました。
【インストラクターコメント】
THFA審判委員会 フットサル・ビーチサッカー部会
ビーチサッカー担当 柴田 祐
JFAインストラクター金子様をはじめ、各県FA審判委員会の皆様、宮城県FAフットサル委員会の皆様、各関係者の皆様、また参加者のご家族・ご親族や職場のご理解及びご協力により大変有意義な研修会となりましたことを心より感謝申し上げます。
今年度の審判研修会は、14年ぶりとなる宮城県での開催となりました。大会開催地である気仙沼市 菅原市長のご挨拶から大会は始まり、この地でのビーチスポーツへの深い想いが感じられる時間を、たくさんの方々と共有することができました。
JFA地域巡回審判研修は少ない人数ながらも、楽しく、そして深く学ぶことができました。
今年度は、経験のある審判員が集まり大きな不安はありませんでしたが、研修を進めるにつれ一人ひとりの成長は感じられることもできました。研修会参加者には『2021/2022ビーチサッカー受講審判員』のワッペンが授与されます。このワッペンを胸に、地域での活動とビーチサッカーレフェリーとして今後更なる活躍に期待をしたいと思います。
今後もビーチサッカー競技の普及への貢献と、より質の高いレフェリング技能の習得を目指し東北ビーチサッカーレフェリーと共に活動していきたいと思います。
“東北からビーチFIFAを!!”を合言葉に、審判員の普及・育成に努めてまいります。
【受講者コメント】
櫻井 成明 フットサル2級審判員(宮城県)
コロナ禍で開催自体が危惧される中、多くの皆様のご協力のもと無事にビーチサッカー研修会、全日本ビーチサッカー東北大会を開催できたこと感謝申し上げます。また今年から宮城県に会場を移し自県での開催が実現したこと心より嬉しく感じます。今後更に地域に東北にビーチサッカーが浸透できるように力を尽くしていきます。
2017年よりビーチサッカーに携わり今年で6年目を迎えました。昨年競技規則が大きく改正され秋のリーグ戦、今回の東北大会と実践の機会が限られた中ではありましたが今回ご指導いただいた金子氏からもお話があったように「ビーチサッカーを楽しむ」をテーマにし巡回講習・東北大会に臨みました。私個人の課題は「ポジショニング」。いかに良い位置で判断し判定をすることができるか。砂上、天候、体調など考慮するもの、事前に準備をすることなど個人的にも細かなアドバイスを頂け内容の濃い2日間の研修となりました。また参加年数も増えるにつれ、同じ研修を受講している仲間からも質問を受ける機会が多くなってきました。自分自身が楽しむだけではなく一緒に学んでいる東北レフリーの仲間にもビーチサッカーの楽しさを伝え、競技人口だけでなくビーチサッカーに関わる人を増やせる活動も取り組めればと感じました。
【東北からビーチFIFAを!】を共通の目標とし切磋琢磨し競技の普及とレフリーとしての高みを目指していきます。
素晴らしい機会を得られたこと関わってくださった皆様に心より感謝申し上げます。