東北レフェリーアカデミーの活動について

  • 掲載日:2022.07.03
  • カテゴリ:審判

■東北レフェリーアカデミーマスター 木口 寛

2022年6月、東北レフェリーアカデミー(2021年度生/第3期生)は、岩手県遠野市、釜石市で開催された東北高等学校サッカー選手権に審判員として派遣され、活動しました。どの試合も全国レベルの白熱した好ゲームで、素晴らしいサッカーをする選手のために、審判員もその想いに応えるべく精いっぱい取り組ませていただきました。今後も審判員として成長し続けることで東北のサッカーの発展に貢献してまいります。

今回の大会派遣に当たっては、東北サッカー協会2種委員会、岩手県サッカー協会審判委員会の皆様などをはじめ、大会に関わる多くの方々のご支援を賜り無事活動が行えましたことを改めて御礼申し上げます。

■東北レフェリーアカデミー生 高橋 睦(サッカー2級審判員・宮城県)

今回の東北レフェリーアカデミー(RAC)は、東北高等学校サッカー選手権大会(派遣期間6月18日~19日・開催地:岩手県遠野市)に審判員として派遣いただきました。この大会は、東北地域の強豪高校が集う大会でどの試合も選手が全力でプレーし素晴らしいサッカーを繰り広げており、審判員を担当する我々RAC生もその想いに応えようと全力で取り組ませていただきました。

RACの活動としては、1日目の試合後には、岩手県FAの若手審判員と合同で、担当した試合の映像から上手くできた点や今後の改善点について、アカデミーインストラクターからフィードバックいただき分析を行いました。また、良い判定をするための動きとポジショニングについてもディスカッションをしました。いつもと違う同年代の審判仲間との意見交換はとても新鮮で、翌日の試合ですぐにでも取り入れたい意見やアイディアが多く共有されました。

2日目は、1日目の振り返りを踏まえ、「動き出し」と「受け手を視野に入れること」を特に意識して試合に臨みました。その結果、1日目よりも事象が見やすくなり、判定精度の向上にも繋がったと思います。

今回、大会関係者の皆様、東北FA、岩手県FA審判委員会のインストラクターの方々のサポートのおかげで、とても貴重な経験ができことに感謝しています。今後とも周囲への感謝を忘れずに、選手が安心してサッカーを楽しめるように、また自分自身も夢や目標に向かって一歩一歩邁進してまいります。