3月19日~21日に福島県のJヴィレッジを会場にTHFAトップリーグレフェリー・アセッサー開幕前研修会を開催しました。
今年度THFA主催試合のトップリーグを担当するレフェリー・アセッサー総勢50名が一堂に会し研修会は進められました。
レフェリーは19日の夕方に集合しYOYOテストを実施し、20日~21日はJヴィレッジフェスティバルの大会を用いて実技研修を行いました。
アセッサーは20日の開校式後に評価のすりあわせについてのレクチャーを実施し、午後には実際の試合でレフェリーのパフォーマンスを分析し、夕食後のミーティングで全体での摺り合わせを行いました。
尚、今大会期間中はコロナウィルス感染対策として、全体ミーティングは各自の部屋からのリモート参加とし実施しました。
今シーズンもいよいよ各種大会・リーグ戦が始まりますが、東北地区のレフェリー・アセッサーの活躍にご期待ください!
■加藤 勝 THFA審判委員長コメント
2021年東北地域トップリーグを担当する審判員、指導者が一堂に会して開幕前研修会を開催しました。
地域開催の試合数の増加と各試合のレベルが上がっていることに対応するため、担当する審判員と指導者のカテゴリー分けをし役割を明確化しました。
今回の研修ではスキルアップとモチベーション向上を目的に開催し、これまでの研修では活用してこなかったツールを使用した研修や、指導者の評価のすり合わせなど、
新たな学びの場として今回の研修会は成果があったと思います。
今回の研修会を契機に更なるレベルアップを図るとともに、東北地域のサッカーレベルアップに寄与できるように頑張っていきたいと思います。
■芳賀 勇人 2級審判員(福島FA)コメント
震災から10年。新型コロナウイルス。復興の象徴Jヴィレッジ。参加者それぞれが特別な想いとともに臨んだ大会でした。
東北と北海道から多くの強化審判員が招集され、極めて大規模なシーズン前研修となりました。現役1級審判員の西村氏や手代木、杉野国際審判員にも参加していただき、また試合中に無線機を使用する機会にも恵まれ、学びと刺激に満ちた4日間を過ごすことができました。主審・副審とインストラクターが試合中にリアルタイムで交信を行えたのは、極めて貴重な経験だったように思います。「審判員とインストラクターがフラット(対等)に知見を共有し、選手が実力を最大限発揮できるよう素晴らしい大会の実現に努める」加藤審判委員長の掲げた目標は、審判員の団結により達成できたように思います。
震災にもコロナにも負けない、この福島の地でJヴィレッジカップが開催されたことを本当に嬉しく思います。末筆ながら、大会に関わってくださった全ての方々に心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。
■蛯名 一樹 2級審判員(青森FA)コメント
東北地域の各大会の開幕に向けて、各県審判員とインストラクターの皆さんが一堂に会して開催されました。今回の研修では「審判員とインストラクターとの関係をフラットなものに…」という目標の下、コミュニケーションシステムを活用して今までにはない研修会となりました。レフェリーにアシスタントレフェリーの情報やインストラクターのアドバイスが瞬時に伝わり「判定」「ポジショニング」「協力」について大きく変わりとても有意義なものとなりました。今回の研修で学んだことを試合で発揮できるように、良い準備をして試合に臨みたいと思います。また、今回の研修で感じたことを地域や県に還元していきたいと思います。
コロナ禍において、集合研修が難しい中この研修会の開催にあたり尽力していただいた方に感謝申し上げたいと思います。