12月12日(金)~14日(日)の日程で、岩手県北上市・花巻市において2025年度第東北フットサル審判員強化研修会が開催されました。
研修は全日本フットサル選手権大会東北大会に合わせて開催されました。
[インストラクターコメント]
山形県:FI2級 原田弘之
今年度の強化研修では、13名の審判員が参加してくれました。座学講習では、今年の競技規則改正について理解を深めました。また、試合中における「マネジメント」については、映像を用いてディスカッションを行い活発な意見交換が行われました。
実技研修では、各審判員がそれぞれのベストを尽くして試合をコントロールしていました。また、各試合後にはインストラクターの方々よりフィードバックをしていただき、担当した審判員にとっても有意義な時間であったと感じております。
最後に、研修会開催にあたり、各県FA審判委員会の皆さま、及びサポートしていただきました岩手県のフットサル審判員の方々に心より感謝申し上げます。
[参加者コメント]
青森県:F2級 木村未来
今回初めてフットサル審判員強化研修会に参加させて頂きました。講習会では、FIFAインストラクターの松崎氏から、競技規則の改正やゲームマネジメントについて講義していただきました。ゲームマネジメントは映像も交えながらグループディスカッションも行いました。グループで話し合うことで様々な意見や考えを知ることができ、松崎氏の言葉一つひとつを実践に活かしていきたいと思いました。また、研修2日目からの大会期間中は講習会で学んだことにチャレンジしながら試合に臨みました。インストラクターの方々からは、試合の中での目標の一つとして「楽しむこと」を目標にしてみるようアドバイスして頂きました。選手の皆さんが試合に集中して楽しんでもらうためには、審判員も楽しむことが選手と試合を作り上げる中で大切なことの一つだとお話して頂きました。私自身そういった発想がなかったので、大変刺激になりました。今回の研修会で学んだことをこれからも挑戦していきたいと思います。
最後に、本研修会並びに大会運営に関わられたすべての皆様に感謝申し上げます。
岩手県:F2級 伊藤聖那
この度は、東北フットサル審判員強化研修会に参加させていただきありがとうございます。
講習会では、FIFAインストラクターである松崎氏から競技規則改正点とマネジメントを主に講義していただきました。競技規則改正点については、今回の改正で大きく変わったこともありましたので、しっかりと整理し再確認することができました。
また、マネジメントの際には、試合映像を用いてテーマごとのグループに分かれディスカッションを行いました。映像では、自分にも取り入れたい点も多く、ディスカッションでは自分には無かった考えや視点からの意見もあり、次の日からの大会で実践していきたいと思いました。
実技研修のテーマは「マネジメント」ということで、担当した試合では、前日の講義で実践したいと思ったことの他に、「ファーストリアクション」と「強さ」を表現した対応というところを主に意識し、積極的にチャレンジしました。
ノックアウト形式ということもありリーグ戦とは違った雰囲気で、接戦の試合が多く一つの一つの判定が結果を左右する緊張感のある試合でした。
開幕戦、Fリーグチームの試合、準決勝を担当させていただき、どの試合も選手が集中してプレーでき、見ている観客が魅了されるような試合となるよう臨みました。
試合の流れを感じ取り、審判員の自分に求められることは何かということを常に考えてマネジメントやポジショニングを行うことはとても難しいものでしたが、フットサルがより魅力的なスポーツとなるよう、これからも励んでいきたいと思います。
今回の研修を通して得たものを今後の活動に生かしていくことはもちろん、自県の審判員にも共有し、さらなるレベルアップを図っていきたいと思います。
最後に、本研修会に参加させていただきました審判関係者の皆様、大会に関わった方々に感謝申し上げます。
