2025年8月31日(日)仙台市の聖和学園短期大学において、東北で4回目となる東北障がい者サッカー指導者研修会を開催いたしました!
暑熱対策のため体育館と教室をご準備いただき、快適な環境で行うことができました。開催にご尽力いただきました聖和短期大学様、JFA様に感謝申し上げます。
東北各県から集まった指導者が、JFAインストラクター渡辺氏、今泉氏の指導の下、「だれもが、いつでも、どこでも」サッカーがを楽しめる環境について学ぶことができました。
どのセッションでも、全員が楽しめているかをいつも確認しておりました。障がいがあることで配慮をしすぎるとみんなが楽しむことができず、障がいのあるなしに関わらず一生懸命目的に向かえるような設定を考えることの難しさを感じる内容でした。
日常の指導でも、学年やレベルを考慮して、ルールを設定することに慣れている参加者が多かったので、面白いアイディアがすぐに出てきて、杖をついて逃げるしかなかった選手が、ゴールを奪う等の変化が起き、障がいのない選手側が阻止できなかったことに悔しがるシーンなどが見られました。同じトレーニングでも一つの工夫で起きた変化に参加者はうなずきながら学びを深めておりました。
最後に、JFAコーチ西嶋氏よりJapan‘s Wayについて、日本におけるサッカーの価値向上、サッカー文化の醸成に一人一人の指導者ができることが大きいというメッセージを頂き、参加者は今回の学びとともに日常へのワクワクをもって帰ることができました。
JFAインストラクター(渡邊 篤史)
多くの方に興味を持っていただき、東北・宮城開催は4回目を数えました。
本研修の理解者・協力者が増えていくことで、日常に少しでも変化が起きることを期待します。
受講生コメント①(神保)
「どこかで分けて指導するという考えがあったかもしれないが、共に強くする指導に考えが変わった。今回の研修を小学校の授業でもやってほしいくらいです。」
受講生コメント②(三浦)
「障がい者サッカーについて勉強することができました。生徒にも軽度の障がいを持った生徒がいるので、生徒の対応やこれからのサッカーの指導に生かしていきたいと思いました。」