東北レフェリートレセンU23が開催されました!

  • 掲載日:2025.08.28
  • カテゴリ:審判

東北レフェリートレセンU23を開催!

8月16日から17日に青森県で東北レフェリートレセンU23を開催しました。

東北レフェリートレセンは、東北地域のトップレフェリーカテゴリー(T1担当)を目指す若手の2・3級審判員の育成・強化を図ることを目的に実施する事業です。

今回の集合研修は青森ユースフェスティバルの大会を実技研修の場としてご提供を頂き、実践形式での研修会を実施しました。

今後の東北地域の審判員の活躍にご期待ください!

 

◆参加審判員コメント 岩佐 丈(2級審判員・宮城県)

この度、第一回目の集合研修を終えて、審判員への期待と要求の高さを強く感じました。同時に、走力や野心も求められ、常に高みを志すことのできる人物が求められているとことも感じました。そして、今の自分がどれだけそれらに欠けているか を痛感しました。心の中で思うことだけでなく、行動でアプローチすること、そしてそこで結果を出すことが最重要だと胸に刻み、全身全霊で取り組むことを誓います。 また、これほど多くのインストラクター・選手・観客に囲まれて審判をすることが できる環境を無駄にしないよう、目の前の1試合に120%の全力を注いでいかなければならないと感じました。次の集合研修では、少なくとも今回より成長し、その次のステップに手のかかるような状態をお見せすることができるよう精進いたします。 

 

◆参加審判員コメント 山田 朝陽(2級審判員・青森県)

普段あまり経験することのない全国レベルの試合を担当させていただいた今回の研修では、より多くの改善点や課題が見つかるとても貴重な機会となりました。

また、選手と自身のレフェリングなどのレベルの差を感じたことで、選手が安心してプレーをするためには審判である自分のレベルをあげなければならないと強く危機感を感じた研修となりました。

今回の実技研修では主審2試合、副審、第四審共に1試合ずつ担当させていただきましたが、研修を終えて試合を振り返ったいま、実技研修を通して感じた改善すべき点は「体力的フィジカル面の向上」と「競技規則の細部までの理解」が今後成長していく上で特に大切だと考えました。

改善するために今後はフィジカル面については日々のトレーニング強度の向上を図り、競技規則に関しては読むだけでなく、ノートにまとめてもう一度自分の中で整理するなど理解のための工夫を行なっていきます。

研修の最後に手代木さんがおっしゃった「本当に全力でやった?」という一言。正直なところ、私は全力で取り組んでいたつもりだったので、とても悔しく感じました。

なぜなら、私の「全力」がまだ全力に見えなかったということは、自分はまだまだであり、上のレベルとの距離すら感じたからです。

「誰がいつ見ても全力だ」と思わせられるほどの姿勢。そんなレベルに到達したいと、改めて強く心に刻みました。

今回の研修ではとても多くの刺激と改善点をこの2日間で多くいただくことができました。そして現在の自分の立ち位置を再確認するとても良い経験をさせていただきました。

ここで得た学びを次へとつなげ、現状に満足することなく、審判としてさらなる経験を積み重ねていきたいと思います。そして、自分が関わる試合をよりフェアで安全なものにできるよう、成長を続けてまいります。