2024年11月30日~12月1日に秋田県ナイスアリーナにおいて、THFA東北フットサル審判員強化研修会を開催しました。
【インストラクターコメント】
山形県:FI2 原田弘之
開催県の秋田県サッカー協会関係者他、関係各位のご尽力もあり、大会および研修会を開催することができ、まずは感謝申し上げます。
研修会初日は、FIFAインストラクターである松崎康弘氏より、2級インストラクターの皆さんと一緒に受講し、フットサルワールドカップ2024における内容と世界の基準と日本の基準の違いについて講義をしていただきました。また、日本ではこれからリリースされる競技規則改正についても説明をしていただき、今後のレフェリングを行う上で改正点について整理することができました。講義の最後に、第3審判のレフェリングについてディスカッションを行い、試合中における第3審判ができるサポートについて意見を出し合いました。
実技研修では、ノックアウト形式ならではの接戦となった試合が多くあり、各審判員がそれぞれのベストを尽くして試合をコントロールしていました。また、各試合後にはインストラクターの方々よりフィードバックをしていただき、担当した審判員にとっても有意義な時間であったと感じております。
最後に、研修会開催にあたり、各県FA審判委員会の皆さま、及びサポートしていただきました秋田県のフットサル審判員の方々に心より感謝申し上げます。
【参加者コメント】
フットサル2級 秋田県 北畠 和郁
講習会では、FIFAインストラクターの松崎氏から、フットサルワールドカップ ウズベキスタン大会で起きた事象について映像を交えて講義していただきました。ワールドカップではファウルの基準が高く、タフにプレーを続けており迫力のある試合展開が繰り返されておりました。Fリーグや地域リーグにおいても同様の高いタフなプレーを続けさせることが日本のフットサルレベルの向上につながるとおっしゃられており、今大会ではタフにプレーを続けさせることが出来るようなレフリングを目指し臨みました。決勝戦においては、レフェリーチームとしてタフな基準を維持できたことにより、タフでスピーディーな観客を魅了するようなフットサルにつなげることが出来たと思います。今後もフットサルがより魅力的なスポーツになるよう、レフリングを向上させていきたいと思いました。