東北スポーツ救命ライセンス講習会を開催いたしました。
本講習会の講義は、スポーツ現場で起こる可能性の高い症例である心臓突然死、脳振盪(のうしんとう)、熱中症、アナフィラキシー、窒息についての予防・対応策を、実技では心停止からのCPR(心肺蘇生法)とAED使用、頭頸部外傷を受傷した場合の頭頸部固定と搬送の方法を行っています。座学と実技の講習会で長時間に及ぶ講習会でしたが、受講生の皆様はほとんどがドクターの方で、日常の業務同様、的確な指示と処置を行っておりました。
東北医学委員会は、スポーツを安心・安全に行うことができる環境の整備について議論し、東北6県FAの医学委員会の方を対象に本講習会を開催いたしました。今回の受講者が、今後は各県FAで開催する際には講師として、各県で多くの方に本講習会の内容を伝えていき、スポーツを行う現場には知識とスキルを持った方が一人でも増えるように整備を進めていければと思います。
開催に協力いただきました関係者の皆様、ありがとうございました。