2024年9月7日(土)~8日(日)山形県酒田市において、2024年度第1回東北フットサル女子審判研修会が開催されました。
研修は日本トリムpresents全国女子選抜フットサル大会東北大会に合わせて開催されました。今回は、東北女子リーグでのトピックスを事前課題として配布し、レフェリングについて考えてきてもらい、研修会当日に参加者でディスカッションしました。また、1日目の実技研修でのトピックスも翌日に振り返りを全員で行い、ピッチレベルでのボールや競技者の見え方に関しても学習しました。正しい見極めをするためのポジショニングや審判団の協力について、共通認識を持ち、選手が安全にプレーできるようなレフェリングを学びました。
【インストラクターコメント】青森県:FI1級 町田正子
今年度第1回目の女子審判員研修会には、また新たな2名の仲間が参加してくれました。第1回研修会から参加している側として、新しい仲間が加わることは大変嬉しく感じています。また、今年東北から川守田美咲さんがF1級審判員となり、現在、F1級の女子審判員として東北から3名が活躍しています。彼女たちも日々自身のレフェリング向上に向け努力をしています。今後も彼女たちに続く審判員を1人でも多く送り出せるよう、THFAとして努力していきたいと思います。
【参加者コメント】山形県:F2級 村川志帆
今回の研修に参加するにあたって、審判員としての振る舞いについて意識すること、タッチジャッジなどの基本的かつ重要な判定を正しく行うことを自分自身の課題としました。
実技研修では、主審、第2審判になった際は、ポジションだけでなく、身体の角度や視線の置き方が正確な判定につながることを学びました。今研修会の中で改善できた点としては、負傷者の対応です。前の試合で、止めるタイミングや対応の仕方などディスカッションしたことで、次の試合で実践することができ、よい対応につながったと感じています。また、第3審判に上級審判員に入ってもらう機会に恵まれ、実際の動きや気配りなど大変勉強になりました。自分自身、第3審判に入った際の様々な事象への引き出しが少ないと感じており、役員への対応の仕方や試合中のフォローの仕方など、一緒にその場面を経験することで、自分が第3審判に入った際にどう動くべきかのイメージがつきました。
審判員としての振る舞いに関しては、大会期間中、会場に入ってからは様々な人の目があるということを意識して行動することができたと思います。また、新しい方々も審判員として研修に参加しており、経験年数が長くなってきた分、それ相応な振る舞いで審判活動を盛り上げていきたいと思いました。