東北女子フットサル審判研修会が開催されました

  • 掲載日:2018.08.30
  • カテゴリ:審判

8月25日(土)26(日)の2日間、JFA第15回全日本女子フットサル選手権大会東北大会にて、東北女子フットサル審判研修会が開催されました。

1日目は予選リーグにおいて実技研修を実施、それぞれ主審や2審、3審やTKを3~4試合担当し、試合毎にインストラクターよりフィードバックを受けました。その後フィットネス研修として、新テストのARIETを実施しました。

2日目は、朝からプラクティカルトレーニングを実施、視野を確保するためのポジショニングを学習しました。その後、決勝トーナメントにおいて実技研修を実施しました。

ARIETは初体験の参加者も多い中、開催県宮城の1級審判員熊谷氏の協力があり、ペースメーカーとなってもらいながら、試合後の実施にも関わらず体力の限界近くまで挑戦することができました。実技研修では、限られた時間でしたが、ビデオ映像での確認も交えながら、良かった点や改善点を振り返ることができました。

【インストラクターコメント】
東北FA審判委員会 フットサル・ビーチサッカー部会 
女子担当 町田正子

今回で東北女子研修会は10回目を迎えました。初回から研修生として参加させていただきましたが、今回はインストラクターとして研修会を開催する立場となりました。
何としても東北から女性の1級審判員を輩出しなければならない、女性審判員の底上げをしなければならないという思いを抱き、そのために同じ女性という立場を活かして、今までの経験を思い返し、何ができるのだろうかと悩みながらの運営となりました。しかし、思いとは裏腹に運営の難しさを痛感しました。研修生に何か一つでもプラスとなるものを持ち帰ってもらえていれば幸いです。
その中で、今研修会は、インストラクター・研修生全員女性で行うことができました。各県関係者のご尽力で、上級を目指す女性審判員が増えているからできたことであり、皆様に感謝申し上げます。今後、充実した研修会を開催できるよう、皆様のご協力を賜り、微力ながら精一杯務めて参りたいと思います。ありがとうございました。

【受講者コメント】
外舘美穂 フットサル2級審判員(秋田県)

今回、初めて全ての試合を女子審判員、そして女子インストラクターによる研修会となりました。この研修会では、インストラクターから自分の課題を見つけることを示されました。自身の目標としては、出来るだけ高く広い世界を見に行きたいと思っております。その為にもより競技規則を把握し、フィジカルを強化することがまず自身の第1の課題になると感じました。また、研修生だけはなく、研修生の経験もあるインストラクター方とも情報交換することにより、今回の研修で目標により強く向かう姿勢で挑め、自分にとっての振り返りにもなりました。今回も研修会に参加させていただき、有意義な研修をすることができました。2日間お世話になった関係者の皆様に感謝申し上げます。